KAMISMA ONE

「彩」

2023.12.14公開

及川 大輝

coronet

十人十色という言葉がありますが、
その1人が持つ色(パーソナリティー)というものは、
その時その時で、多様に変化します。

単純な時もあれば、相反した色(感情)が混じりあったり、ベールのように、他の色に覆われたり、複雑である時も。

そういう中で、
「今の自分の色(キャラクター)はこう!」と表現できるツールとして、
ヘアやファッションは大切な役目を持っているということを、
僕達の色(感性)を用いて表現しました。

時代は色褪せない、色褪せるとしたらそれは自分だ。

色が合わさって彩りを作る。
自分達にも色がある。今の僕達は、鮮やかでありたい。
そして例えいつか褪せたとしてもその色を必要とする何かと彩りたい。

東京タワーも北斎も、最高にエモく感じたのは、
きっともともとクールなところに、スカイツリーとかデジタル技術が更に出現したから。

”今”この時が、いつかノスタルジーに変わる日がくるとしたら、やはり「あの頃はよかったから」より「あの頃”も”よかったから」と思いたい。
そんな想いで作った作品です。