2026.09.04公開
自信を失い、自分らしさを見失ってしまった主人公。
周囲と比べ、自分を否定し続ける日々の中、突然、不思議なVR世界への招待状が届く。
そこでは、髪型やファッションを自由に選び、これまで挑戦したことのないさまざまなスタイルを体験することができます。
新しい髪型、新しいファッションに出会うたび、主人公の表情や心は少しずつ変化していきます。
変わっていったのは見た目だけではありません。
さまざまな自分を受け入れる中で、「こんな自分もありなんだ」と、自分自身を認められるようになっていきます。
この作品は、VRという非現実的な世界を舞台に、髪型やファッションを通して「自分にはまだ知らない可能性がある」というメッセージを描いた物語です。
誰かになるためではなく、自分らしさを見つけるために。
美容が持つ「一歩踏み出すきっかけ」を、この作品に込めました。
私が美容師として大切にしているのは、「誰かになるための美容」ではなく、「自分らしさを見つけるための美容」です。
SNSが当たり前になった今、誰かと比べて自信をなくしたり、本当の自分が分からなくなったりする人は少なくありません。
私自身、美容師として多くのお客様と向き合う中で、髪型が変わった瞬間に表情が明るくなり、自信を取り戻していく姿を何度も見てきました。
髪型やファッションは、人を別人にするものではありません。
その人がまだ気付いていない魅力や可能性を引き出し、「これも自分なんだ」と思えるきっかけをつくるものだと信じています。
だから今回の作品では、VRという非現実的な世界を舞台に、髪型やファッションを自由に楽しみながら、自分自身の可能性と出会っていく姿を描きました。
私が伝えたかったのは、「何者かにならなければ幸せになれない」のではなく、「どんな自分も、自分らしく表現していい」ということです。
美容には、人を変える力ではなく、その人らしさを引き出し、人生を前向きに進める力があると信じています。
この作品が、誰かと比べるのではなく、自分自身の可能性を信じるきっかけになれば嬉しく思います。